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老後は野外で放浪生活を夢見る仲良し夫婦の野外生活記録(?!)を、大好きな写真で綴っています。 滋賀県(琵琶湖)周辺のキャンプ場レポ、サバイバルキャンプ体験、トレッキング、中華鍋で作るアウトドアクッキング、愛用のキャンプ用品紹介、野鳥の写真や裏話(?)、自家製露天風呂完成への道等等、毎日書きまくり!
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2007/02/13 (火)
いつの頃からだろうか?
その昔より、ユリカモメは都鳥(みやこどり)と呼ばれているそうな。

日が昇ると琵琶湖から飛び立ち、京都は鴨川にて一日を過ごし、日が沈む頃また琵琶湖へと戻ってくるという。
(これ、ホント!)




琵琶湖にプカプカ浮かんで夜を過ごしたユリカモメたちは、空が白みかけた頃知内川の河口へと急ぎます。

お目当ては、産卵のために川を溯上したワカサギ。
産卵を終えるとワカサギは殆どが間もなく死んでしまいます。
それを狙って今日もユリカモメたちは知内川へ押し寄せてきました(たぶん)。





・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

琵琶湖学校 知内川組 
生徒数: ユリカモメ 約3~500羽(恐らく) 
担任: 新任コサギ先生


『あの、君たちさぁ......』

あれあれ、どうしたことでしょう?

ユリカモメくんたち、大狂乱の朝食を終え、お日様が高くなってもコサギ先生の言う事も聞かずに、のんびりしています。
都へはいかなくていいの? おさぼりですかぁ?

『いや、でも』

『そんなこといってもさぁ』


『ねぇ、ちょっと君....』
『ぅぉ、なんだよ、いま、腹いっぱいなんだよ。後にして』


『さぁ、みんな......』


『やっぱり、、、僕が泳げないからって、馬鹿にされてるのかな』

新任のコサギ先生は、なす術もなく、ただボーっとするばかり・・・
コサギ先生っ、しっかりしてくださいっ
学級崩壊ですよっ!?(T_T)

『ぅん、、、そうだよね。頑張るよ。』

『あ、あのさ....』


『ほら、あっちこっちでふざけてないで』


『ほら、そっちの君たちも』


『・・・・・・・・・・・・』

あぁ・・・、ユリカモメ達も先生を見習って『ボー』っとしていますよ、、、



『教育の現場では.........』


『勿論、全てを親や家庭のせいにしたいわけでもないさ。でも......』

 
『.........琵琶湖の未来....か......』




やっぱり僕は教師には向いてないんじゃないかな、、、
もうやめようかなぁ・・・

ひとり黄昏るコサギ先生。。。




え!?
ちょっとまって!コサギ先生、生徒達をほっぽって何処へ行くの?

と、思ったら・・・、しばらくして校長と教頭を連れて帰ってきましたよ!?
職員会議でも開いていたのでしょうか?
そして、どうするつもりなんでしょうか?




校長と教頭が(やはり)ボーっと見守る中・・・




おぉっ・・・・!
どうしたことでしょう、勇敢にも既に収拾のつかなくなっている生徒達の中へ『グワーッ!』と大声で叫びながら突進です!




さらに、僅かに残ったおさぼり組の生徒を追いかけて、一喝!
コサギ先生、勇敢にも一人で数百羽の聞かん坊を都(?)へ旅立たせてしまいました!


 

『ほらっ!』
と、ばかりに得意げに戻ってきたコサギ先生に

『でかした、やった!』
と大喜びの校長&教頭と共に飛び跳ねて喜びの舞を踊ります(^^


一通り踊り終わったら、『じゃぁ、ご苦労』とばかりに校長、教頭は飛んで行ってしまいました(^^;




教師としての大きな一歩を踏み出し、達成感に一人酔いしれるコサギ先生。

後ろに一羽ユリカモメが残っている事を知っているのだろうか・・・?

以上のストーリーは私の勝手なフィクションです(現場の先生には、ひょっとすると笑えないジョークだったかも知れません。だとしたらごめんなさい)が、しかし

  1. 河口のユリカモメの大群の中に、なぜかコサギが一羽
  2. 私たちがコサギの存在に気がついたしばらく後、そのコサギは河口から200mほど離れた漁港へ移動
  3. 漁港では少しずつサギが集まり始め、計7羽に
  4. 漁港の7羽の内、突然、3羽のコサギが河口付近に飛んできて、そのうち2羽は河口の少し手前に、それぞれ3m程の距離をおいて降り立ち、残り1羽はそのまま大声で鳴き立てながらユリカモメの群れの中に突入
  5. ユリカモメは一斉に飛び立ち、どこかに消える
  6. コサギは砂州で、いくらか残ったユリカモメにも執拗に鳴き立て、追い払う
  7. 突撃コサギは少し離れたところにいた2羽のところに戻り、3羽でダンス
  8. 待機していた2羽は漁港に戻り、突撃コサギは再び砂州へ
  9. 突撃コサギは、それでもまだ残っているユリカモメを完全に追い払う

という行動を取ったのは本当です。

『コサギのダンス』
突然の事で写真にしっかりおさめられなかったのが残念です。

これがもう、あまりにも華麗で・・・
いったいどういうときにするのかと調べてみました。
生憎研究報告は見つかりませんでしたが、いろいろな説が出てました。

  • 水中(土中)の生き物を追い出している、所謂 『採餌』
  • 求婚
  • 縄張り争い

前後の様子を見ていた私たちには、すごーく嬉しそうで思わず踊り出しちゃったって風に見えたのですが・・・・
いろいろ考え合わせると、縄張り争いっていうのが濃厚かなぁ?


うーん、いったいどういう時踊り出す(踊ってるのじゃないかもですけど、、、)んだろ?
ご存知の方、いらっしゃいますか?
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この記事へのコメント
二十年前は、コサキ、チュウサギなど
五十羽ほど群れて、カメラマンから、アマサギ
やえびなどをもらって、写真など撮りに
三度ほど着たことがありますが。
フォトの散歩道 2009/01/17(土)09:41:36
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滋賀でのアウトドア生活にハマッテ、滋賀県に引っ越してきて2年目、老後は『野外で放浪生活』を夢見る仲良し夫婦です(^^*
このごろはトレッキングにハマリ中


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