老後は野外で放浪生活を夢見る仲良し夫婦の野外生活記録(?!)を、大好きな写真で綴っています。
滋賀県(琵琶湖)周辺のキャンプ場レポ、サバイバルキャンプ体験、トレッキング、中華鍋で作るアウトドアクッキング、愛用のキャンプ用品紹介、野鳥の写真や裏話(?)、自家製露天風呂完成への道等等、毎日書きまくり!
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2007/12/20 (木)
予定では夜明けとともに出発するはずでしたが、毎度の如くグズグズしてしまって、宿泊した小擂鉢の少し先、屏風の淵の手前のテン場を後にしたのは、9:30過ぎ、、、
出発時間にしても、なかなか予定通りには行かないもので、、、 (いや、これはちゃんと予定を立てたら出発しろよって話ですが、、、) そもそも、『八淵の滝』入口付近で宿泊、空荷で滝コースを制覇してテントへ戻って来て撤収、帰宅と、計画していたのが、入口付近にテントを張れる場所はなく、仕方なく前進、数箇所のロープを経てやっとテント設営が出来る場所へたどり着いたのでした。 全く、無計画というか何というか、登ったら降りなあかんのは当然なんですが、今となってはこの登って来た道をザックを背負って下りるのは怖くて、イヤですぅ(><)登れても下りられません! どうしよう、、、、。 立ち往生状態です。 昨日登って来た滝を降りることなく、ガリバー旅行村へ戻れる道があるとかボソッとダーリン。 えっ!ほな、帰りはそっちの道にしよ! と、強く訴える私。 が、それはそれで、テントを撤収、重いザックを背負ってさらに滝コースを進まねば、別のルートに出ることはできません。 うーん。。。一瞬考えましたが、殆ど迷う事無くテント撤収に決定。 ザックを背負って進むに2票、全会一致で決定です! ザックを背負って危険な道を進む事もあるかもしれないと、出発前にロープを購入し持参しています。(かなり嵩張りますが・・・) 危険な登りは空荷で登って、ザックは引き上げるという作戦です(・_・)キリリッ と、いうことで・・・・ よっこらしょっと、ザックを背負って『八淵の滝初心者コース』イザ、レッツゴー! テン場の少し先には右手に切り立った淵。 ここが、『屏風が淵』、そしてその先に見えている滝が 『貴船の滝』です。 厳しい道ですが、安心です、、、 救いのロープも完備されています(><)またロープやん。。。 クリアしてもクリアしても、次々現れるロープに鎖。。。 いや、ほんま、ロープあっても、危ないし。。。 思い切って、ダーリンが一歩踏み出しました! ザックがかなりじゃまですが、、、 なんとかクリア。 ここでトップ(っても二人ですが)を交代。 私が先頭を行きますっ! 崖にへばりつきながら、足場を探し探し進みます(T_T) 少しづつですが、だんだん貴船の滝が近づいてきました(T_T) なんとか貴船の滝の案内板まで到着! なぁ、川の向こう見てみいや 梯子、立てかけてあるで。 あの梯子、登るんやんなぁ? 梯子の上もまだ随分登らんと、上まで行かれへんけど、、、もちろんロープとかあるんやんなあ? 向こうの梯子を上るってことは、この川渡るんやんなぁ? え・・・?! もしかして、、あのロープを頼りに川を渡るん? あたし、渡られへんしな。(><)エーン 『貴船の滝』を前に立ちすくむ二人。。。 しかし、、、、 川を渡る云々の前に、貴船の滝の下、滝壺までまた降りねばなりません(^^; 途中で写真を撮る余裕を見せるダーリンですが、 ほんまは、相当怖かったんちゃうのん? 泣きそうなんちゃうん? ようやく滝壷まで、あと一降りのところに到着。 ひぇ、、、ここ下りるん? 登りは得意なんやけど下りは苦手や・・(ほんまか?) と、鎖を持ったまま一歩踏み出せない私ですが、ダーリンは行きますよぉ! トップをダーリンに交代 次は私です。。。 いつまでこんな鎖場が続くんやろ、、、と、泣きそうになりながらも、とにかく、前進します。 うわぁ、、、 ここって、もし堕ちたら、ちべたぁ~ ってだけでは済まへんやんなぁ・・・ 怖いよぉ(><) またしても、ここでもダーリンは進みます(^^* あっと言う間に渡ってってしまいました、、、、 私も意を決して進みます。 渡りきった川、ってか、殆ど滝壷やし(T_T) 右端に鎖がちょこっと写っています(^^; 川を渡りきってほっと一息。 今通ってきた『屏風淵』をパシャッ。 目の前の『貴船の滝』をパシャッ これから登らねばならない梯子です。。。 貴船の滝の上へ上がるのですが・・・ 実は小学生の頃『歩こう会』に所属し、山歩きをしたという輝かしい経験を持つダーリンに、ここはやはり先に登ってもらう事にしましょう(^^; 錆びた梯子を上りきるとそのまますぐに鎖に取り付かねばなりません。 kちゃん、足場ないしな。 腕の力で登るんやで。と、登りきったダーリン・・・ ええっ!? まずは、梯子。 所々壊れていたり、壊れかけていたりですので、足元が崩れても堕ちないよう、しっかり持つところも確保して、気をつけて登ります(><) この切り立った滝の横を登っているんですぅ(><) 足をかけられる所はどこなん?! ロープや鎖は切れるかもしれないから、頼りきるなって言うけど・・・ 頼るしかありません(T_T) 足場が見つからないところは、ぶら下がるようにして腕の力で登ります。。。 下を見ないように(><)ぅー、ブルブル。。 先に登ったダーリンが差し出す手につかまって、引っ張り上げてもらいます(^^* やったー、滝の上、登りきりました! ってことで、ヴィサインで記念撮影です(^-^v こんなところを登ったんだぁ、、、 と、今登った崖をパシャ 目の高さのまま間近で見る、迫力の貴船の滝 見上げていた滝を、今度は見下ろして 上からパシャ! 滝の上には、テントが張れそうな水平な空間。 紅葉が綺麗です。 この場所で亡くなったという男の子の慰霊碑、遭難の碑がたてられていました。 書かれた歌を詠むと、涙が溢れてきてなかなか止まってくれませんでした。。 滝の音、落葉の音、風の音が静かな山の中に響きます。 交代で、ボリュームを上げて迫って来るような・・・不思議な感覚。 慰霊碑の前で黙祷、山に抱かれ眠る彼や、比良の山で亡くなった方々の冥福を祈り、貴船の滝を後にしました。 さて、、、大騒ぎで、1時間近くかけて進んだ、恐怖の100mでしたが、、、 こういう場所に慣れた方(?)なら10分程度で行けてしまうようです(^^; 私たちを追い越し、軽やかに進んで行ったおにいさん、 画像をクリックすると、見事な登りっぷりがアニメーションでご覧いただけます(^^; ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ ※以下、長編となった『八淵滝』の全記事へのリンクです(^^; 1.八淵の滝(序章) 2.八淵の滝1~お散歩コース 3.八淵の滝2 ~テントは張れるの?~ 4.八淵の滝3~ミルク鍋ってどうよ?! 5.八淵の滝4~屏風が淵と貴船の滝、遭難の碑 6.八淵の滝5~七編返しの滝 7.八淵の滝6~八雲ヶ原への道 8.八淵の滝7~八雲ヶ原キャンプ場(跡) 9.八淵の滝8~望武小屋-下山 PR ![]() ![]() ![]() この記事へのコメント
うわっ、、ほんと猛烈に険しい道のりですねー。もしも。。足を滑らしてしまったら。。なんて考え出すと全く前に進めなくなりそうなくらいですね。怖~。。。
高所恐怖症の私、手に汗握りながら拝見させていただきましたょ。 しかし最後のお兄さんほんとスイスイっとで すね。凄すぎ。。。 norinoriさんへ
ね、ね、強烈でしょー あのおにいさん、三脚を片手にヒョイヒョイっと登ってくんですよぉ 暫く見とれていました。 でもね、でもね、きっとあのおにいさんが例外だと思うんですよぉ。。。 私たちが帰った翌日、八淵の滝で遭難者が出ようで、京都新聞ニュース出てました。(怖ぁ~) ちょこっとの怪我だけで無事に救出されたようでよかったです え??このお兄さん3脚持って登っているんですか?え?まっ、まじですか!?(驚)
超人? そして え?次の日に遭難者? それってやっぱりかなり危険な道のりって 言う事ですよね。 ほんと怖すぎ。。。 ふらんぢぁさん夫婦も無事で良かった~ norinoriさんへ
うんうん、マジですよぉぉぉ! 私たちが軟弱すぎなのかもしれませんが、暫く『ほけぇ~』と、見とれていました。 翌日の遭難は・・・遭難って言えるのかどうか甚だ疑問ではありますけど、、、ふらんぢぁブログサイドバーの『世界でたったひとつのseo』で『八淵の滝 遭難』なるキーワードが登場して、なんやろ?縁起でもないと検索したら、京都新聞に遭難記事が出てました(^^; 毎度の事ながら、山へ出かけると何かにつけ生きて帰れてよかったと乾杯、、、お酒がすすむのです(^^;ぅう いつか高所恐怖症のnorinoriさんも山に繰り出しましょ(^^/ ワインもひときわ美味しいですよぉ! そうそう、ダーリンも高狭所(?)恐怖症っぽいです。 あたしが狭い岩の上で立ち上がって撮影したり踊ったりすると必ず岩にへばりついた姿勢のまま、危ないで、落っこちるで、とかいいながら、私のズボンの裾とかベルトとか持ってくれてます(^^; |
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