老後は野外で放浪生活を夢見る仲良し夫婦の野外生活記録(?!)を、大好きな写真で綴っています。
滋賀県(琵琶湖)周辺のキャンプ場レポ、サバイバルキャンプ体験、トレッキング、中華鍋で作るアウトドアクッキング、愛用のキャンプ用品紹介、野鳥の写真や裏話(?)、自家製露天風呂完成への道等等、毎日書きまくり!
|
||
カテゴリ
天気予報
ブログ内検索
最新記事
(08/08)
(07/25)
(10/05)
(08/10)
(07/27)
(08/16)
(08/08)
(08/08)
(07/08)
(07/06)
カレンダー
過去記事
最新コメント
[06/26 h.maeda]
[09/19 あかり]
[08/09 Taka]
[08/08 お隣のテントの方かも]
[08/08 たー]
[02/09 アレ]
[10/07 テン]
[10/06 ゆうきちP]
[10/05 k]
[09/19 taketomo0928]
[08/23 Taka]
[08/17 k]
[08/17 k]
[08/13 norinori]
[08/11 chiko-chan]
|
2007/10/13 (土)
北アルプス遠征キャンプレポもvol.6となりました(^^;
今夜は、3日目、『涸沢カール』行きの拠点としたキャンプ場『徳沢キャンプ場』を紹介いたします。 まずは、お気に入りの水場(^^ 汲み上げ式で、レバーを上下させて水を出します(^^ええかんじですぅ このお水、めっちゃちべたくて、美味しいです。 飲めるのかどうか何も書いてませんが、普通に井戸水なのでしょうし、私たちは飲んでもダイジョウブでした(^^; 水場の横に、申し訳程度にちょこんと置かれた調理台。。 誰も使っていませんでした(^^; 今度はここで、白菜やネギを刻んで鍋でも作ってみたいです(^-^ うーん、鍋もいいけど、近江牛でバーベキューも捨てがたい・・・・ トイレは少し離れたところにある公衆トイレで、水洗? 簡易水洗かな? 綺麗ですし、こちらはでっかい巻きのトイレットペーパーも設置されています。 公衆トイレですが、この先の横尾、涸沢は有料(100円)です。 払う人がどれくらいるのか不明ですけど・・・・ 有料トイレについての考察は、涸沢カールの紹介の時に触れたいと思います。 お風呂は、徳沢園の近くにある、徳沢ロッジで入れます。 入浴時間は決められているので注意です。 サイトの様子はこんな感じ 3000mクラスの登山のベースに使われる、標高1500mオーバーのこの徳沢に張られているステイシー、かなり浮いてます。 通りがかりの方に、『あのテント、玄関があるーーっ』なんて云われるほどに(^^; 爽生さんのスノーピークも結構目立ってます(笑) 牧場跡ということで、ペグは打ちやすいのですが、でこぼこもあるので、明るいうちにチェックしたいところです。 あ、、、忘れるところでした、、、 こちらが『徳沢園』、キャンプの受付をするところです。 予約は不要です。 また、毛布を一枚¥500でレンタルもしてくれます。 (何泊でもいいみたい、、、) 喫茶、食堂、売店、そしてビールやジュース等飲み物の自販機も設置されていますが・・・・ 自家発電のため、夜は自販機の電源を切り、朝営業開始時に電源を入れられるそうです。 冷たい飲み物はいいんですけど、暖かい飲み物を朝買おうとすると・・・、まだ温まっていませんので注意です(^^; 私たち、気合入れてフランジア6Lをココまで持ってきましたが、コーヒーを忘れてしまいました。 そこで、自販機で買ったのですが、、、返品させていただきました(><) ・・・・・・・・・・・・・・ さてさて、事件続きの北アルプス遠征キャン、ようやく落ち着いたような気がします。。。 2晩目の徳沢キャンプ場での夜は最高の星空。 冷え込みも相当でしたが、空がすごく近く感じて・・・テントの中でじっと眠っていられない(T_T) 両手で器を作って受けていたら、降って来る星がコロンって入って来るんじゃないかなって・・ 思えるような素敵な夜でした。 そして・・・朝。 4時頃からサイトは賑やか。。。 夜は既に寝ている人のために気を遣って静かにしなければいけませんが、朝にお寝坊している人の睡眠は妨害してもいいらしい・・・・(^^; ってか、私たちも早く起きて出発しないと、明るいうちに帰って来れません(^^; 周りの騒がしさに耐えかね、6時前になってようやくしぶしぶと起き出したあたしは、目の前の燃えるような朱い山に、一気に目覚めさせてもらいました。 既にダーリンは三脚にカメラを設置してテントの後方にいるではありませんか、、、 寝ぼけて出てくるあたしを激写? 朝焼けがめっちゃ綺麗です! ひんやりした空気の中、朱と黒のキツメのコントラストで目の前に『どうよ』とばかりの存在感で迫ってくる山。 その周りにはピンクい雲がうっすらと・・・ あーん、きれいやぁ。。。。。 あ、この朝日で山が焼けたようになることを山用語(?)では『モルゲンロート』っていうらしいです(^^; 山の人じゃないのに、山歩きが好きな私たち、山用語は全く知りません、、、 帰って来て爽生さんたちのブログで知りました(^^; ほんとに、上の写真のように山全体がまるで溶岩で覆われたかのようになるんですよ! 暫く見とれていましたが、徐々にしっかりと夜も明け、登山口より涸沢方面へと登って行く人々の列が出来ています(^^; 急がないと、私たちも予定の出発時間を過ぎています(ってか、起き出したのが既に出発予定時刻)。(^^; 私のBパックにタオルやお昼のお弁当、道中の飲み物、100円ポンチョ、ジャンパー、タオル、薬セット、休憩用の座布団などを入れて、DAYパックを作ります。 さっさと朝食を食べて出発しなければっ。 前の晩に用意しておいたおにぎりを食べ、パスタセットを持って行くか、パスタセットを食べておにぎりを持ってくか・・・ どっちにしようか? 荷物は少な目ってことで、鍋やガスなどの調理器具も必要なパスタを朝食にし、おにぎりとお漬物を昼食に。 急がないとどんどん時間は過ぎていきますが、これしかないので、しょぼしょぼのガスにて調理。。。 朝食を済ませ、Dパックを背負って歩き始めたのは8時過ぎとなりました(^^; 予定では・・・・ 6時徳沢出発 11時涸沢着、お昼を食べて12時涸沢発 パノラマコースを経て17時徳沢着 既に2時間遅れです。。 お昼に1時間かけずにさっさと下りて来て、そして予定通り歩けたとしても徳沢着は18時。 もう暗くなってるかも、、、、 うー・・・・ でも折角ここまで来たのですから、、、、 グズグズしていないで、 『さ、行くで!』 いよいよメインの涸沢に向けて、まずは横尾目指し出発です! 北アルプス遠征山キャン~序章へ 北アルプス遠征キャン7~横尾キャンプ場(野営場)へ ・・・・・・・・・・ 北アルプス遠征山キャン記事リンク 序章 1、上高地への道 2、小梨平キャンプ場 3、明神池への道 4、徳沢キャンプ場への道 5、イリジウムって、、、 6、徳沢キャンプ場紹介 7、横尾キャンプ場(野営場) 8、涸沢への道 9、涸沢キャンプ場 10、涸沢パノラマコース 11、徳沢園最後の夜、下山(完) PR Choix
2007/10/13 (土)
イリジウム(衛星電話)の設定がうまくいかず、一時中断して明神を出たのが既に16時過ぎ、、、
鼻息も荒く、必死で(?)歩きました(・_・)キリり。 でも、こんな綺麗な景色が見えてしまうとついつい写真を撮ったり。。。 休憩ではないので、、もちろんバックパックは背負ったままです(><) まだ雲が残っている山もありますが、徐々に雲が流れて行ってます(^-^ 明日はいよいよメインの涸沢。 この調子でいいお天気になりますように(^-^ あ、地図ですよ! えっ!? もうすぐ徳沢キャンプ場?! あっと言う間に到着です(^-^; まぁ、ここまでアッと言う間じゃないんですけどね;;;; しかしまぁ、歩けるもんです(驚) 明神から徳沢への道、素晴らしい記録が出ました(^^; えー、明神を16:11に出発したわたしたちは、なんと徳沢の入口に16:50に到着していたんです! 休憩が多いわたしたちは、いつもみなさんの書かれているコースタイムの2倍はかかるんですけど、、 少しでも明るいうちにと徳沢キャンプ場に到着しようと、、かなり必死こきました(T_T) 到着後、その足でダーリンは明神にとんぼ返り。 私は一人でテント設営。 あぁ、でも・・・ダーリンを見送って後、すぐに後悔。 いくら空身とはいえ、ダーリン一人を明神へ向かわせるなんてこと、しなければよかった(T_T) 戻ってくるまで心配で心配で心配で・・・ 徳沢ロッジのあたりまで見に行っては引き返し、オロオロオロオロ、何度も行ったり来たり、、、、 暗い道をヘッドライトでは照らしきれず、水溜りに足を突っ込み着替えの靴下を2枚駄目にしてしまって、翌日履き替えたふりで臭い靴下を履いていたのは内緒です(^^; でも、こんな近所をうろうろしているだけで、水溜りにはまったり、道脇の草むらに入って行きそうになったり、、、しているんだから・・・、ダーリンはどうなっているの? ダイジョウブなん???? 当然連絡はとれません。 うー、生きた心地がしません(T_T)エーン 一緒に行ったらよかったぁ ってか、どうしても徳沢に宿泊しなくてもよかったんちゃうん? あぁ、明神付近で夜はちょこっと宿泊し、早朝こそっと撤収して徳沢に向かえばよかったんじゃ? そしてついに21:00、ダーリン帰宅! ばんさ-い、ばんざーい! 涙の再開と熱い抱擁(T_T)よかったぁぁ ダーリンによると、『真っ暗になった山道なんて歩くもんじゃない』って。 まぁ、それはあたりまえなんですけれど、実際に歩いた恐怖は想像以上だったようです。 間違え様の無い道なので頑張って進むけれど、方角も位置も全くわからず、視力が利くのはただただ、ヘッドライトが照らす足元だけ。 所々で目に刻み付けておいた『目印』を確認しながら、励まし励まし歩いてきたらしいです。 勿論、歌付で歩いたらしく、特に『365歩のマーチ』は心強いことこの上なく、意外に良かったのは『ドレミの歌』の、2番。 この日の夜は『徳沢園』で夕飯を食べる予定でしたが・・・・ 当然ながら徳沢園も、テントサイトのみなさまも”おやすみなさーいの世界の中 安心したらおなかぺこぺこ・・・ 徳沢園での夕飯は食べはぐれてしまいましたが、まだ手持ちの食材もありますし・・・ 寒いのであたたまるべく、五木の蕎麦をチョイス。 早く夕飯にしましょう! 灯りは、落ちてきそうなくらいものすごーい数の星の光。 ヘッドライトをなるべく下向きにして、周りのテントの迷惑にならぬよう、静かに静かに調理開始。 しかし・・・・ うっかりしていました。 詰め替え君で安いガスをプリムスのガス缶に補充しているため、火がしょぼしょぼです。 純正の、冬用のものを持ってくるべきでした(T_T) 時間はかかったものの、なんとか湯も沸き、やっとこ夕飯にありつけました(^-^ホッ わーい、おいしそー 信州蕎麦より美味しそうです(^-^ フランジアを添えて、いっただきまーす! 次は『徳沢キャンプ場』を紹介します(^^ 北アルプス遠征山キャン~序章へ イリジウムって、、、~北アルプス遠征キャン5へ ・・・・・・・・・・ 北アルプス遠征山キャン記事リンク 序章 1、上高地への道 2、小梨平キャンプ場 3、明神池への道 4、徳沢キャンプ場への道 5、イリジウムって、、、 6、徳沢キャンプ場紹介 7、横尾キャンプ場(野営場) 8、涸沢への道 9、涸沢キャンプ場 10、涸沢パノラマコース 11、徳沢園最後の夜、下山(完) Choix
2007/10/12 (金)
本日も北アルプス遠征キャンの続きをお届けいたします。
トラミちゃんのブログでは、もう下山というか、帰宅されてましたし、、 爽生さんのレポートも完結していました。。。 ゆきちさんも、涸沢に到着されていました(^^; 我が家はみなさまより一日先に出発したのに、いったいいつになったらメインの涸沢へ登って行けるんでしょう、、、?(^^; 小梨平キャンプ場で濡れたキャンプ用品を乾かし、再び重いバックパックを背負って出発したのは12時過ぎ頃だったでしょうか・・・ 昼食の岩魚を励みに、明神を目指します! (上の写真は明神橋) 徐々に雲が流れて、その姿を見せ始めた山並みは、比良山系とは違う壮大な、なんかこう・・・神々しいような感がします。 小梨平から明神まで、1時間程で着くはずですが、1時間半かけ、すごいなぁ、すごいなぁを連発し、写真を撮り撮りのんびりと。 私たちの前を普通に歩くさるくん。 向こうから人が歩いて来ますが、ごく自然にすれ違います、、、 こちらの堤防の上にも、黄昏れるさるくんが・・・ 川っぺりでもぼーっとしています。 やーん、かっわいいっっ! 背中にのっかってますよぉぉぉ~ 普通に、どこにでもいるさるくんたち、、、 比叡山のように、『やくざ猿に注意!』なんて看板はありません(^^; 明神到着後、ルートから少しはずれ、明神橋を渡り、明神池の近くにある『嘉門次小屋』にて昼食です(^-^vわーい! やっぱビールですよねー(^-^ 冷蔵庫とかじゃなく、冷たーい川の水で冷やしています。 ちべたいビール、あったかぁぁいとろろそば、岩魚の塩焼きを完食。 岩魚は頭から丸かじりしてくれと、お店のお兄さん。 ならば、と、勢いよくかぶりつきます(^-^; おいしかったぁ、ごちそうさまっ。 さて、お昼も食べたことなので、徳沢キャンプ場へ急ぎましょう。 その前に・・・やっておかなければならないことが・・・。 事前に調べたところ、FOMAの電波が届くのは明神橋あたりが限界。 仕事がら通信手段が必要なため、イリジウム(衛星電話)をレンタルしての北アルプス行き(^^; ネットへの接続はイリジウムで出来る(はず)なので、その設定は徳沢についてからでもいいとして、携帯への着信をイリジウムに転送しておこうと携帯を見ると既に圏外。。。。 今回の事件その3が起きているようです。。。 途中メールチェックした場所は繋がるのはわかっているものの、その後いったいどこまで通じていたのか不明です(^^; 私は明神で荷物と一緒に待機、ダーリンだけ衛星電話セットと携帯を持って今来た道を引き返します・・・ ダーリンの背中を見送り、少々値段が上がってきた(¥160)あったかい缶コーヒーを一人ですすりながらキャンプタオルに止まる虫を撮ったり、、、お気楽にぼーっと待つ私でした(^-^; ・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・ 結局、、、、転送の設定がうまくいかず、さらにそのやり方などなど細かい事が担当の人に聞けず、一旦戻ってきたダーリン。。。 時刻はそろそろ午後4時です。 一旦徳沢キャンプ場に入って、荷物を置いてからまたここまで戻ってくる・・・ と、いうことになり、徳沢キャンプ場へ急ぎます! つづく。。。 北アルプス遠征山キャン~序章へ 北アルプス遠征キャン4~徳沢キャンプ場への道へ ・・・・・・・・・・ 北アルプス遠征山キャン記事リンク 序章 1、上高地への道 2、小梨平キャンプ場 3、明神池への道 4、徳沢キャンプ場への道 5、イリジウムって、、、 6、徳沢キャンプ場紹介 7、横尾キャンプ場(野営場) 8、涸沢への道 9、涸沢キャンプ場 10、涸沢パノラマコース 11、徳沢園最後の夜、下山(完) Choix
2007/10/11 (木)
続いては、到着の日に泊ったキャンプ場『小梨平キャンプ場』をご紹介いたします。
平湯からバスにゆれること約30分、17時過ぎ、ついに上高地に到着しました! 辺りは既に薄暗くなり始めています。 この日の夜は、河童橋近くにあるテイクアウトのお店で晩御飯を購入、テントで食べる予定でした。 しかし、、、それらしいお店が見当たりません(T_T) 家に帰ってから、『あのお店は何処やったんやろう』と調べてみたら、帰り道に携帯から記事を上げた、カレーを食べたお店がそれでした。 なんや、、、、この店なら、直ぐに見つけてたわ、、、。 店内の様子を思い出すと、確かにテイクアウト可、で、おにぎりやコロッケ、サンドイッチ、わさびフランク等お持ち帰りできます。 飲み物やデザートもいっぱいありました(^-^ お店を探しているうち、辺りはどんどん暗くなっていきます。 さらにポツリポツリと雨まで落ちてきています。 まぁ、食べ物はあるにはあるので、ごはんを炊いてレトルトカレーでも温めようということになり、テイクアウトは諦め小梨平キャンプ場へ向かいました。 しかし山の日暮れは急激ですから、河童橋からほんの5分ほど歩き、キャンプ場らしき場所に到着したときにはすっかり夜(T_T) 暗くてよくわからなかったので、サイトチェックもしないままに一番手近なイス・テーブル近くにテントを設営。 『ふぅ。。。。』と、テントの中で一息。 中華鍋で米2合を炊き、3分の2程をカレー用に、残りは翌朝のためのおにぎりにし、夕飯タイム! フランジアを添えて初めての上高地の夜に、 『かんぱぁぁぁぁい!』 しかし・・・・・、またしても事件がぁ。。。。 テントを設営後にだんだんと強くなってきた雨は夜更けとともに本降りに。 でも、雨キャンなんてよくある事です。 今までの経験から雨が降った時はグランドシートとテントとの間に水が溜まるので、グランドシートを抜いておいてと・・・ 翌、早朝には『大正池』に神秘的な写真を撮りに行く予定でしたから、早く寝ようと、フランジアをグイグイ飲んで、早めにやすみましょう(^^; 仲良く2枚並べたイスカのマットに綿のシーツを掛けて、その上に、封筒上に縫い合わせたお手製のフリースを広げ、寒かったらヴィヴィーザックにさっと入れるように、枕元にヴィヴィーザックバックを置いて就寝。 この時は、まさかテント内に水が溜まるほど浸水してくるとは思ってもいませんでした。。。 深夜1時頃だったかなぁ・・・・? 夢か現実かよくわからないけど、なにやらちべたい。。。 暗闇の中モソモソ手探り、水を含んでぼちょぼちょの綿のシーツにビックリ! 一気に目が覚めました。 が、、、、隣のダーリンはスヤスヤ眠っています(^^; 床上浸水中のテントの中で、イスカのマットが島のようになっています、、、 途方にくれ、島の真ん中、正座していた私ですが、このままでは『イスカ島』も沈んでしまいそうです ようやくダーリンも目を覚まし、このままでは危険なので、テントを移動させる事に(T_T) 地面の様子を確かめようと、テントから身を乗り出すダーリン。 『オワッ』と騒ぐのも当然、なんと水溜りの水深は5cm程にもなっています。 外にでてみると、少し移動すればちょっとは浅いところもあるのですが、しかしそれでも水深は数cmほど。 幸いにも、テントを張ったサイトの前には、使用中止になっている炊事棟があります。 屋根もあるので、まずは荷物を炊事棟に運び込んで避難、次にテントを逆さにして水をジャーッと捨て、キャンプタオルで水を拭き取り、、、、、、。 ふぅ・・・・、ひとまず安心。 イスカのマットのおかげで、ぼちょぼちょにならずに済んだ唯一の寝具『愛の手作りフリース寝袋』をヴィヴィーザックに入れて、再び就寝しようとしましたが、濡れた体が寒くて、ようやく寝付くことが出来たのは夜明け近くだったでしょうか・・・(T_T) 早朝行く予定だった『大正池』は、行った夢を見て済ますことにして、、、、結局9時過ぎまで寝てしまいました(^^;ぅう。。 そんな嵐の夜の翌朝、お日様が顔を出してくれました! ボチョボチョのまま徳沢でテントを張るのはイヤなので、予定を変更して、(って既に変更になってるし、、、)濡れた持ち物を乾かす事にしました。 テント、グランドシート、イスカのマット、フリース、タオル、シーツなどなど濡れた物を干しといて、その間に朝食を食べに河童橋へ! 河童食堂で朝食に熱いラーメンを食べ、やっと人心地がつきます。 そして河童橋周辺をちょっとお散歩。 東側の山頂にはまだ雲がかかっていますが 反対側の山はもう殆ど雲もなく、 わーい、今日はええ天気になりそうですっ(^^嬉 人馴れしすぎの鴨くん。。。全く逃げません(^^; そろそろ、テントサイトに戻りましょう。 テントや荷物は乾いたかなぁ・・・? そうそう、最終日の朝、徳沢キャンプ場にてテントを撤収の時のこと・・・ オーマイガー!(>。<) 我が家のステイシーの床に穴がぁぁぁぁ 水進入の原因と思われる小さな『穴』を発見しました(T_T)ぅうううう 床上浸水はこの穴が原因だったのかぁぁぁぁ (張ったサイトの水はけもかなり悪かったですけどね) まぁ、不幸にも両方が合い重なって『池化』したのでしょう・・・ 明るいうちにサイトチェックをしていたら床上浸水はなかったのかなぁ(T_T) 今更ですが、、、今後はサイトチェックは念入りにしようっと、、、、 次にテントを広げたら、まずは穴の補修からですね。。。。 床上浸水事件はあったものの・・・・ 異常な程にゴミの持ち帰りを強調する上高地において、小梨平キャンプ場ったらゴミ箱が設置されているという素晴らしさ! そして、入浴時間は短いけどお風呂もあり、しかも焚き火もOK! かなり高規格な『小梨平キャンプ場(野営場)』、設備等のレポートは以下の通りです。 管理事務所の建物、大きいです。 ここに、キャビンやキャンプ場等の受付があります。 お風呂もこの建物の中に。 お向かいの建物には、売店や食堂もあります(^O^; トイレもまたすごい。 水洗式で綺麗。(但し、トイレットペーパーなし、ティッシュ自販機あり) 続いて、炊事棟。 、 こちらは、私たちが避難した炊事棟ではなく、使用可能な炊事場(^^; トイレや炊事棟に『熊出没』の張り紙が・・・・ でも、熊の足跡やウンチがちらほら目に付く比良山系とは違って、ここでは痕跡はなにも見かけませんでした(^^; 最後はサイト。 各サイト毎に木のテーブルと椅子が設置されていて、見た目ええかんじです(水はけにはくれぐれもご注意を)(^^; サイトの中には綺麗な小川も流れていてこれまたええ感じです、、、 登山の通過点ってだけじゃなく、広いキャンプ場ですから、通り道のそばでなければ『のんびりキャンプ』もええかもです。 まぁ、サイトの状態も十分にチェックした上で、明るいうちに設営しましょう、、、、(^^; ぼちょぼちょ事件で出発がかなり遅れてしまいました。。。 昼前にやっと出発。 予定では、『明神池』で昼食です(^-,^ いわな、食べるぞーーーーを、励みに、、、、 乾ききらなかった水を含んで更に重くなったバックパックを背負って出発! こっそりフランジアを1箱、ダーリンのバックパックに移動させたことは秘密です。 足取りも軽いダーリンですから、きっと気付いていないことでしょう(^^; えっ、 前の晩のカレー、一食分軽くなった上に、さらにフランジア1っ個(3kg)軽くしてあったんかいっ!?(追記:n) 北アルプス遠征山キャン~序章へ 北アルプス遠征キャン3~明神池への道へ ・・・・・・・・・・ 北アルプス遠征山キャン記事リンク 序章 1、上高地への道 2、小梨平キャンプ場 3、明神池への道 4、徳沢キャンプ場への道 5、イリジウムって、、、 6、徳沢キャンプ場紹介 7、横尾キャンプ場(野営場) 8、涸沢への道 9、涸沢キャンプ場 10、涸沢パノラマコース 11、徳沢園最後の夜、下山(完) Choix
2007/10/10 (水)
初めての北アルプス遠征は予定外、予想外の事が多々あり、波乱模様ではありましたが、思い切って行ってきてよかったです(^^
北アルプスを意識して改めてグッズを準備したわけでもなんでもなく、ありのままにそこに向かった私たち、、、山キャンプは初めてではないけれど、夏を過ぎた標高の高い山での宿泊・・・予想外でした(^^; 来シーズンは山キャンプのメッカ、『涸沢カール』でテント泊できるように、反省点などを踏まえて振り返ってみましょう。 体験報告の後は、その辺りのグッズ関連についてもお話ししたいなぁと思っていますので、『北アルプス』関連記事、気長にお付き合いください。 ではでは、第一章『上高地への道』まいりまーす! 10月04日 AM8:40 ・ 出張先より始発でダーリン帰宅。 ・ 最初の事件勃発!『(ダーリンの)携帯電話がない!』 どうやら堅田に帰ってくる湖西線の電車で落としたらしい、、、、、 最近駅の電話番号は教えてもらえないし、これは堅田駅で訴えるしかない、、、 9:40発の湖西線で京都へ向かう予定のところ、携帯電話紛失届けの時間を見て、急ぎ早めに出発! ・ いつもの基本セットが入ったバックパックを背負って、駅まで急ぎます! ダーリン70リットルバックパックには テント(ogawaのステイシー)、グランドシート、イスカのマット、手作りフリース寝袋、 綿のシーツ、ヴィヴィーザック、シャベル、ハンマー、サンダル、 クーラーボックス(ビール・チューハイ入り)、 じゃがいも6個、玉ネギ(ジャガバターが食べたくなったので、、、、) それから、カレー、パスタ、そば、米、スープ、オイルサーディンなど定番常用食材と調味料セット、 中華鍋、食器、コップ、ナイフ、スプーンにお箸、風防、 プリムスのウルトラバーナー、軍手、チャッカマン、エスビット等の調理セット あたしの50リットルには ポータブル電源、パソコン、PDA、イリジウム(衛星電話)セット、着替え4日分、歯磨きやシャンプー等の身だしなみセット、フランジア6リットル(2箱)、電気・灯りセット、虫セット、ロープや薬や補修材のその他セット。 (シュラフが無いこと、お気づきでしょうか、、、、。えぇ、フリースとヴィヴィーザックのみで、眠るつもりでした) ・ やはり携帯は電車で落としたらしく、発見され、折り返しの電車で堅田駅に戻してもらえることにひとあんしん。。。。 ・ 忘れ物の受けとり手続きもあって、2本遅れの堅田発10:11の湖西線に乗車、当然次(京都→名古屋)に乗る新幹線も少々遅れる事に・・・ ・ 11:23に名古屋着。 ・ 名古屋駅では、JR東海エリア内でないと買えない割引切符『飛騨路フリーきっぷ』を買うつもりだったのですが、有効期間が3日間とのこと。 それでは7日に帰る予定の私達は使えません(T_T)。 それなら普通に新幹線との乗り継ぎ割り引きで買えばよかったと悔し涙をのみながら、普通に特急券購入。 駅のホームで急ぎ『きしめん』を食べ、(在来線ホームのお店より、以前に食べた新幹線ホームにあるお店の方が美味しかった気がします、、、、(T_T)) 名古屋から12:03 ワイドビューひだ7号に乗車! 新幹線で一本あけ、そして二本目・・・・ ま、初日は小梨平泊ですし、バス停からも然程遠くないし、ちょっとくらい酔っ払ってもOKなはずです(^^; (写真はワイドビューひだの網棚に納まるダーリン担当の70リットルバックパック。意外にコンパクトに見えますが、かなり重いです) ・ 14:20 高山着 と・・・詳しいタイムスタンプなんてどうでもいいですよね(^^; ま、そんなこんなで、出足からアクシデントに見舞われながらも、最初の予定といいますか目的といいますか、、『高山ではまずそばを食べよう』という目的は、無事完遂しました。(^-^) なんちゅう名前のメニューやったか忘れてしまいましたが、、、 梅干とミョウガののっかったちめたいおそばを注文。 私たち好みの、細めの喉越しの良い麺が、ぁーん、おいしいよぉ(T_T)うるうる この美味しいおそばは『寿美久』さんで食べられます。 店頭に停められている、店主手書きの唐草模様のカブと自転車が目印らしいです。 美味しいおそばを食べた後、重いバックパックを背負って再び高山駅へ戻り、平湯まで1時間バスに乗ります。 さぁ、平湯に着いたら、次は上高地に向けてバスを乗り換え、出発です。 バスの窓から怪しげな雲行きの空を見上げつつ・・・・ 一路上高地に向かうふらんぢぁでした。 (つづく) 次は、小梨平キャンプ場紹介です。 お楽しみに(^-^ 北アルプス遠征山キャン~序章へ 北アルプス遠征キャン2~小梨平キャンプ場へ ・・・・・・・・・・ 北アルプス遠征山キャン記事リンク 序章 1、上高地への道 2、小梨平キャンプ場 3、明神池への道 4、徳沢キャンプ場への道 5、イリジウムって、、、 6、徳沢キャンプ場紹介 7、横尾キャンプ場(野営場) 8、涸沢への道 9、涸沢キャンプ場 10、涸沢パノラマコース 11、徳沢園最後の夜、下山(完) Choix
2007/10/09 (火)
山歩き数回のゆるゆるな経験があるだけの私たちですが、、、行ってきました、北アルプスは『涸沢カール』(^^;
歩いたコース クリックすると大きな地形図が別ウィンドウで表示されます。 赤い線が歩いたコースです。 毎年だとこの時期はすっかり紅葉なのだそうですが、残念ながら今年はまだ少し早く、色付き始めたばかりでした。 が、が、が、が、さすが北アルプス・・・いやぁ、すごかった。 綺麗かったです。 あたりまえですけど、、、山並みが比良山系とは違いますね(^^; キャンプ場紹介のふらんぢぁとしましては、この度の『キャンプ』滋賀県外のキャンプ場ではございますが、レポートしてきましたので、後ほど詳細を掲載します(^-^ 宿泊はしなかったものの、次回は利用したいなと思う、通過したキャンプ場についても軽くふれながら、北アルプスのキャンプ場紹介すすめていく予定です。 まずは、ダイジェストで・・・・ 床上浸水事件の『小梨平キャンプ場』 涸沢への拠点とした『徳沢キャンプ場』 色とりどりの花が咲いているみたいな『涸沢キャンプ場』 この度の北アルプス行きに、誘ってくださった爽生さん、ありがとうございました。 ええとこでした。思い切って行ってよかったです。 そして、私たち同様爽生さんの甘い(?)誘惑に負け登山の道に入ってしまった『とらみちゃんご夫妻』、『ゆきちさんご夫妻』お疲れ様でしたぁ~ 一晩だけでしたが、楽しいひと時を過ごさせていただきました。 ありがとうございました! またご一緒できますように(^-^ えー、波乱の県外遠征山キャンプでしたが、とりあえずは無事に帰って来れてよかった(^-^; そして、帰宅後すぐ、命に関わる山用グッズをチェックしまくりました、、、、 山用テントやシュラフ等等、ウィッシュリストが賑やかになりましたが・・・、さて、、、どうしようっか(^^; あぁ・・・でもぉ・・・・、 軽くてコンパクトで暖かいマミー型のシュラフって、なんとなく自分の殻に閉じこもってる感じがしませんか? たぶん、その感じっていうのは説明図のせい?? 例えばこんな なんで足と頭逆向きで寝てるんでしょ?? 顔の横が足って、、、、 爽生さんとこ、ご夫婦でこんな風に寝てるとしたら、それはきっと夫婦の危機じゃないですかぁ? なんだか寂しい気がするのはあたしだけなんかなぁ?(^^; 過酷な状況での睡眠であるからこそ、二人、身体をぴったりと寄り添えて、足先とかスリスリしながら、、、、 お話ししながら寝たり、腕枕してもらったり出来ないじゃないですか(T_T) 北アルプス遠征キャン1~上高地への道へ ・・・・・・・・・・ 北アルプス遠征山キャン記事リンク 序章 1、上高地への道 2、小梨平キャンプ場 3、明神池への道 4、徳沢キャンプ場への道 5、イリジウムって、、、 6、徳沢キャンプ場紹介 7、横尾キャンプ場(野営場) 8、涸沢への道 9、涸沢キャンプ場 10、涸沢パノラマコース 11、徳沢園最後の夜、下山(完) Choix
2007/09/29 (土)
えー、溜まった記事は数あれど、琵琶湖周辺のキャンプ場の紹介を使命とするブログ、ふらんぢぁといたしましては、久しぶりに新規キャンプ場に宿泊したということで、キャンプ場紹介レポいっとかないといけませんよね、、、(^^;
えー、今回行ってきたのは、八風街道沿いに点在するキャンプ場のひとつ、『もみじの里 松原オートキャンプ場』です。 八風街道といわれる国道421号線沿いには沢山のキャンプ場があるのですが、なぜ我が家がここを選んだか・・・ 理由は簡単、、、 空いていた(先客は1組のみ)からです(^^; 支払いを終え、思うことは、、、、 高規格でお高いと聞いていた『永源寺キャンプ場』と値段、大差ないやん、、、 (管理棟看板に書かれていた金額をしっかり足し算していけば合ってました^^;) なんやぁ・・・、それなら『永源寺キャンプ場』に泊ったらよかった と、思ったっていうのは小さな声で言っておくことにしましょう(^^; まずは、ステキな水場! 水道じゃなく、水場って言葉がぴったりの私好みの炊事場でした。 水栓がなく、ずっと出たまんまのこれは、たぶん川の水が寄り道してるだけなんでしょうけど、、、ええ感じですよねー! 上流ですので、川の水はめちゃめちゃ綺麗です(^^ 管理棟です。 気になるのは・・・ 管理当番のおっちゃんの靴下。 ズボンの裾を靴下の中に入れているのは、虫対策でしょうか? サイトです。 一応区画はされているので、混雑時は枠内に入れないといけないのでしょうけど、、、、 空いているときはフリーっぽいですし、チェックイン・アウトの時間も『終日おってええよ』と云ってくれました。 さぁ、いよいよクライマックス!? 『トイレ』です(^^;ぅう キャンプ場のトイレというわけではなさそうで、道に向こう側にあり、公衆トイレのようです。 問題は・・・・女性用トイレに群がる『しましま蚊』と、トイレの裏手にある墓地、、、、、(怖) 男性用の方では、それほどでもないとのこと。 なんで女性用だけなん? オスの蚊が多いんかなぁ(^^;ぅうううう いやいや、血を吸うのはメスの蚊のはず、、、、。 と、まぁこんなステキキャンプ場でした。 この付近、手ごろな山歩きコースが多いんですよねー 八風街道辺りのキャンプ場は、山歩きの拠点にもええかんじですよっ! そうそう、エコロジー八風も覗いてきました!(五右衛門風呂もあるってことで、是非一度行ってみたいんですよね、、、) ここは人気のキャンプ場なので、多々記事もあるでしょうけど、折角行ってきたのでまた別記事にて紹介いたしますね。 今回は、エコロジー八風あたり、携帯が3キャリアとも圏外で今回は断念しましたが、いずれ拡張されることを期待します。。。 、、、、それにしても、、、 やっぱり、料金は高いっ! 大人二人で一泊して¥3100也。 爽生さんらによると、『滋賀県のキャンプ場は高すぎっ』とのことですが、その高い料金に馴染んでしまっている私達ですら、そう感じます。 少なくとも、一泊¥3100出せば、琵琶湖近くではもっと高規格なキャンプ場に泊まれるはず。 専用のトイレすら用意されていない程度の設備、しかもゴミは完全持ち帰りで、¥3100は取りすぎでしょう。 エコロジー八風もその程度だったので、この近辺はそれが標準金額なのでしょうか。 (もう少し上流にある『黄和田キャンプ場』はもう少し安いようなことを何かで読んだような気がしますが、、、) Choix |
RSSサービス
プロフィール
アクセスカウンター
|