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老後は野外で放浪生活を夢見る仲良し夫婦の野外生活記録(?!)を、大好きな写真で綴っています。 滋賀県(琵琶湖)周辺のキャンプ場レポ、サバイバルキャンプ体験、トレッキング、中華鍋で作るアウトドアクッキング、愛用のキャンプ用品紹介、野鳥の写真や裏話(?)、自家製露天風呂完成への道等等、毎日書きまくり!
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2007/06/18 (月)
お待たせしましたぁぁぁ
少々お仕事が立て込んでおりまして『大原ダムキャンプ場(本編)』の掲載が遅くなってしまいました(^-^;


それでは、今回の謎のキャンプ場大原ダムキャンプ場』レポートしてまいりますね!





大津の堅田から、国道を避けて走れば約一時間半ほどでしょうか。

JR草津線甲賀駅前から県道129号線に入ると、なんと、忍者飛び出します!注意してくださぁぁい!

と、書かれた看板や飛び出し忍者坊やがいっぱい。
なんぼ飛び出すんやって感じに立ってます(^^;

このあたりには忍者がいっぱいらしいので、気をつけて走りましょう。

忍者なら、車のボンネットや屋根をトンッと踏み台にしたりして、軽やかにいて欲しいものだと、ちょっと思いますが、、、(^^;


  

近づいてくると、キャンプ場の案内看板が頻繁に見られますので安心です(^^





紅葉の季節はさらに綺麗なんだろうなぁ・・
ダムの周辺にはもみじが並んでいます。




県道129号から脇道に入って数百メートルで『大原ダムキャンプ場』到着です!

序編で書いたように、営業は6/1~とのことですが、営業している様子はありません。

なになに、、、心身鍛錬の場だとか書いてますよ(^^;

甲賀忍者も初級コースではここで修練を積んだりするのでしょうか?
軟弱な私たち故、少々不安ですが、、、、鍛錬いたしますぅぅぅぅ
ファイ!!!


   

注意書き、料金表、サイトマップです。
申込書が必要、と書いてありますねー。
そうだったのか(と、スットボケ)。


 

とっても立派な管理棟、道路から管理棟や炊事場、トイレまでは車椅子用のスロープもあります!

でも・・・・サイトまではスロープはありません(T_T)

車椅子でもキャンプが出来るってわけではないのでしょうか???
ここまでするならサイトまでスロープを作って欲しいところですけど・・・



サイト前、キャンプ場の名前にもなっている『大原ダム』は好天に恵まれたせいかもですが、めちゃんこ青!
すんごく綺麗でしたぁ

   

水道が止まっていたため、炊事場としてお世話になったダムです。
綺麗ですぅ



  

テントサイトまではちょっと覚悟がいりそうです。
これらの階段を登っていかねばなりません・・・・




ほら、看板にも書かれていたでしょ、、、心身鍛錬の場だと(^^;
ギアバックを担いで、いざ、登りましょう!


  

(上中の写真、奥に管理棟が見えます。傾斜はきついですが、距離はこんなもんです。)
サイトは、デッキサイトのほか、




林間のフリーサイトや

 

道を挟んでダム側のフリーサイト等
案内看板では広そうには見えませんが、なかなかいろんなところに設営可能です。


  

キッチン、炊事等はこんな感じです。


  

トイレですが・・・使用不可(T_T)


 
久々に使い捨てトイレのお世話になりました(^^;


この大原ダムキャンプ場、かなぁぁりええ感じなんですけど、、、、
いったいいつ営業していただけるんでしょうね(^^;



平日の日中に、問い合わせてみよーっと。

と、思っていたら、行く前にHPチェックした時は書かれていなかったのですが、
『取水ポンプ修理のため閉園中、再開はHP上でお知らせします』と、HPが更新されてました。(6/18)

営業されてるかどうかは、『大原ダムキャンプ場』のHPをチェックしてみてね!
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2007/06/17 (日)
一昨日急遽出撃したのは『大原ダムキャンプ場』(滋賀県甲賀市甲賀町神)。



事前調査によると、6月1日~9月30日の営業、チェックイン、チェックアウトの時間はなしとのことでだったのですが、、、、

いつものようにキャンプ場所は当日決まるので、連絡もできないまま、直接現地へと強行したところ、どうやらお休みされていたようで、、、、(^^;




大原ダムキャンプ場での、ダーリンのお誕生日キャンプの詳細は後ほど(^-^

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2007/06/10 (日)
昨日、一昨日と貸切キャンプしてきた『すこやかの杜キャンプ場(滋賀県東近江市小田苅町2004)』、写真の取り込みも終わりましたので、キャンプ場の様子を紹介してまいりますね(^-^



貸切でも大人一人一泊200円に変わりはありません(笑)

よーにダラダラ過ごしたい私たちは、一泊(10時~翌10時)料金¥200+デイキャンプ(10時~20時)料金¥100、合計一人300円、二人で600円をお支払いし、ゆっくりさせていただきました。





到着後、まずは木陰にベッドを置いてお昼寝(^-^
昼間はこの通り、めちゃんこ晴れていたのに、夕刻から雷雨(><)
仕方が無いので、、、今度はテントの中で夕寝(^^;
キャンプ出発前夜が徹夜だったせいもあるのですが、今回のキャンプは、ほんっとよく寝ました(^^;


ここ『すこやかの杜キャンプ場』は、街中にある、川っぺりの森林キャンプ場


  

キャンプ場のお隣の繊維工場に来るトラックも走っていましたし、たぶん大きな車もOKだと思います。
位置関係は、愛知川があって、川っぺりに道、キャンプ場、その向こうに工場。
道も工場もすぐそばですが、木立が目隠ししてくれますので、それほどは気になりません。


  

入口を入ると、右手に管理室。




一週間前に書類を提出とか書かれていますが、、、、
遠方だと、電話であらかじめ予約しておけば、現地で書類を書いて提出すればいいようです。
私たちはそうでしたが、、、、宿泊予約される時に確認お願いします。




サイトマップです。




他にキャンパーさんはいないので好きなところにテント張っていいとのことで、
私たちは、キジがうろうろしていた第一サイトと第二サイトの間くらいにテントを設営しました。


  

第一も第二もキャンプ場内良く似た感じですが、、、
テントが張れそうなところをパシャパシャしてきました。

  

キャンプ場内の道です。
舗装はされていませんが、坂道でもなんでもなく、建物が両側にあるわけでもなく、大きな車もラクラク走行できると思います。




続いては設備を紹介しますね。

  

まずはトイレ。
こちらは身障者用トイレ(簡易水洗)です。

   

男性用、女性用。
ポットン式ですが、臭いもなく綺麗です。
トイレットペーパーも完備!




オープンキッチンと名付けられた炊事棟




炉がいっぱい!
夜は久々に焼きだったので、この炉でしようかとも思ったのですが・・・・二人の焼きにはちょっとでかすぎ深すぎ、、汚したくなかったですけど、、ユニセラで初焼き(^^;




オープンキッチンには電源もありますので、延長コードさえあれば、電源も取れます。




キャンプ場内の道すがら水道ありです、、




浜っぺりでもないのにシャワールーム完備!
但し、出るのは水だそうです(^^;
まだ少し寒いですぅ、、、、




そしてセイフティルーム!

その日のお当番のおっちゃんに、蛍の話を聞いている時・・・・
突然雷雨!、
慌てるおっちゃん。

「鍵は開けたあるさかい、早ぉ旦那さん起こしてセイフティルームへ入れ!」と・・

私としては蛍がどこにいるかなど、最後まで聞きたかったのですが・・・・
おっちゃんに背中を押され、ダーリンを起こしにテントの所に戻ります
ダーリンは寝ぼけ眼でベッドからテントの中へ入っただけで、セイフティルームへは至りませんでしたが、嵐などの時に非難する建物のようです。


  
 
すんごい雷雨ながらも、セイフティルームのお世話になることもありませんでしたが、目新しい設備でした(^_^;
もしかしたら・・・・雷雨の名目で、このハウスの中で寝てもOKだったのかもしれません。



この『すこやかの杜キャンプ場』かなりステキですよ(^-^

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2007/06/09 (土)
すこやかの杜キャンプ場(滋賀県東近江市小田苅町2004)は、よーにのんびりしたい時、ネムネムな時にぴったりのキャンプ場です。

今回は翌日のお散歩もなし、ひたすら寝まくりました(^^;




炊事場有、掃除されたトイレ有、オートキャンプOK、大人一人一泊200円ぽっきりって、どうよ!
非常にお安いステキキャンプ場の詳細は後ほど!

まずは、ただいまぁぁぁ(本編はこちらですのでクリックしてくださいね!)

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2007/06/01 (金)
そういう訳で・・・

大君ケ畑キャンプ場を後にした私たちは、大君ケ畑撃沈の際の予備地として調べておいた『高取山ふれあい公園』へと車を進めました。



予め電話をしようと思うのですが、時刻は間もなく18時。公営の施設のようですし、定時は過ぎています。
電話をしても誰も出ないかもしれません・・・

しかも、事前に予備地と調べておいたにもかかわらず、電話番号メモってきていません(^^;

さらに、、、大君ケ畑はソフトバンクしか携帯は繋がりません。
生憎、ソフトバンクの携帯は、ついこないだ新しいのに買い換えたばかりで、PCとの接続に必要な機器はまだ持っていません。
(ちなみに、、、ソケットの形はFOMAと同じなのですが、FOMAのが使えたりはしませんかね、、、)

うぅ、、、

ネットに接続できれば、ふらんぢぁの滋賀県内キャンプ場リスト(さくいん)で、高取山ふれあい公園の電話番号は調べられるはずなので、とりあえず高取山へ向かい走行。

暫く走ると3キャリアとも繋がるようになりほっとひと安心。
急ぎ電話をかけてみましょう!

プルルルル・・・・ 呼び出ています。

ガチャッ  お、誰か出てくれました!

『今夜、キャンプしたいんですが・・・・』
『いやー、予約が入っていなかったから、今日は夜勤の者がいないので・・・』

(あ、あかん、この先の言葉を言わせては断られてしまう!)

全部を聞くまでに、現在地を告げ、もうそこまで来ていると状況を伝えると、運のいいことに、この日は宴会が入っているとかで日勤の方がもう暫く管理室にいるとのこと、夜間は無人になることを了解の上で、なんとかOKしていただきました。

よ、よかったぁぁぁ(T_T)
(夜間、誰もいない方が気兼ねしないでむしろえぇですしね)

  

さすが公営のキャンプ場、道路の要所要所に道案内の看板が出ていて迷う事も無く、電話を切ってから10分後くらいに到着(^^;

仰っていたように、ふれあいセンター内は森林組合(?)が宴会中です。
しかもたけなわのご様子、、、

翌日、私たちは17時に高取山ふれあい公園を後にしたのですが、宴会も宿泊もなかったからでしょう、17時になると職員の方たちは急ぎ退園、17時5分には管理室の鍵が閉められていました(^^;

この宴会がなければ、誰もいない管理室に電話が鳴るだけで、こうして宿泊もできなかったことでしょう。。。ラッキーでした。




受付を済ませ、なんとか明るいうちにテント設営完了!

暫くすると日勤の職員さんが、
『帰ります』と挨拶に来られ、高取山まるごと、(¥1400で!)貸切にしていただきました(^^;



落ち着いたことですし、キャンプ場紹介してまいりますね(^-^




高取山ふれあい公園の案内地図です。




このキャンプ場、キャンプエリアが1000平米もある(ってことかな?)上に、設備もいろいろ・・・・ありすぎで、、、、写真が撮りきれませんでした(^^;

気になる設備(トイレ、炊事場、サイト等)は撮影してきましたが、私たちが使わない設備はカットさせていただいています。

紹介しきれなかった設備は、高取山の公式ページにちょこっと掲載されていますので参考になさってください(^^;


  

まずは、気になるトイレ。
久しぶりに綺麗な水洗トイレを使わせていただきました(T_T)クゥー
綺麗にしていただいて、ありがとうございますぅ(T_T)

やっぱ綺麗なトイレはえぇなぁ。




えっ?!授乳室!?

授乳室もあるようです。
鍵が閉まっていたので中の様子は撮れませんでしたが・・・
赤ちゃんを連れてキャンプもOKです!

ってか、、、テントの中で授乳してもええような気もしますけど、、、、
いやいや、そもそも、乳飲み子連れでキャンプにくる方っているんでしょうか?

まぁ、あってじゃまになる設備でもありませんし、あれば使う人もいるのかもしれません(^^;
安心して赤ちゃんを連れてこられそうです(^^;



続いては炊事棟



ここもよーに充実しています。


  

でっかいお釜!
え、、、炊事場にボディソープまで置いてありますよ?

ちょっとプシュッとしてみましょう。

手洗い用でしょうか?入れ物がボディソープなだけで中には石鹸が入っているようです(^^;
ここも、すんごーく綺麗に清掃されていて気持ちいいです(^-^


 

私たちはグラタン(別記事にて)を作ったので使いませんでしたが、いろんなタイプの炉が用意されています。




バンガローはまるで別荘のよう・・・


  

凄いです!?
冷暖房完備、給湯器付き、そして
な、な、な、なんと、セコムしてますよぉぉぉ!(必要なんでしょうか、、、、?)


  

アセビ自然公園のアスレチックとは違って、安心して使えるフィールドアスレチックもあります(^^;



サイトは・・・あちこちにいっぱいあるのですが、、、

 

私たちがテントを張ったのは森林の方ですが、




見晴らしのいい高台ありぃの、


 

小川のそばありぃの




芝生ありぃのと、バラエティーに富むサイトの数々!


 

こちらはオートキャンプ場。
さすがオートキャンプサイト、テントを設営する区画は3m角と、テントサイト同様ですが、、、、電源も水道もあります!


ひとつ、難点を云えば、サイトは全て区画されているのですが、どのサイトも隣との距離が近い!

1区画も狭い(3×3m)ので、グループで行って2~3サイトづつに固まって配置されている森林のエリアなんかをまとめて借りちゃえば気にはならないと思うのですが、そうでもなければ、混雑しているときにはかなり辛いと思います。




そして、さらにさらに、さらに、お風呂まで入れちゃうんですよぉ~
寒い時期は一日くらいお風呂入らなくてもええかもですけど、暑くなるとお風呂も入りたいですよねぇ・・・




と、まぁ、高規格でありながらもリーズナブル、かつ野趣あふれる、ほっぱっぱキャンプ場でした(^^v

続いての記事は高取山ハイキングコースを紹介いたしますね(^-^

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2007/05/31 (木)
今回の謎解明キャンプ場のターゲットは、『大君ケ畑キャンプ場』。





キャンプ場付近に、比較的歩きやすそうな『茶野』への登山口があるというのが、今回のキャンプ地選考の理由のひとつでした。


ターゲットが決まったからにはまずは事前調査。
ネットで調べるも、全くキャンプ場についての情報は得られず・・・

わかった事は、集落の歴史。

大君ケ畑(おじがはた)という集落は、非常に歴史の深いところらしいのです。

皇位を継げなかった親王が隠れ棲んだ場所だとか・・・・
その親王の名は、惟喬(これたか)親王。

彼は、文徳天皇の第1皇子として生まれたにもかかわらず(844年)、藤原氏の血を引く第4皇子、惟仁親王(後の清和天皇)が皇位を継承。


「えーっ! 嘘やろ? 次は俺ちゃうかったん?」
と、驚くやら悔しいやら・・・ だったことでしょう(^^;


「くそー、こんな家、出てやるぅぅ!」
皇位を継承できなかった惟喬親王は、28歳の時出家。


「勢いで家を出たのはいいけれど、ぁーあ、どうしよう・・・」
途方に暮れて、とぼとぼ山道を歩きながら、


「おっ、これや!」 
と、ハタとひらめいた   のかどうか知りませんが、、、
回転式のロクロを使って木の椀を作る技術(木地師)を生み出したといいます。

それまではノミを使ってちまちま掘っていたのですから、生産性が格段に上がる、画期的な事だったんでしょう。

大君ヶ畑は、その惟喬親王が隠れ棲み、木地師という職業を全国に広めた土地なんだそうです!

でも・・・・、同様の伝承は多賀町に隣接する永源寺町君ヶ畑や蛭谷をはじめ、鈴鹿山系一帯に広く存在するようです。

木地師は、木を求めて転々と移り住むらしいですから、、あちこちに住んでたのかもしれませんね。。。


実際のところ、惟喬親王が引きこもったのは、大津市の小野だというのが歴史学的に有力なのだそうです(^^;

また、惟喬親王の御陵は蛭谷にあるのですが、京都の大原にもあるみたいです、、、(^^;

さらに、回転式のロクロについても、それで作られた100年以上も古い木器も見つかっているそうで、、、、。

まぁ、伝承なんてそんなものなんでしょう。

キャンプから戻ってから、さらにいろいろ調べていると、出家後、行方をくらませていた惟喬親王は、父親の文徳天皇がなくなり、弟が清和天皇に即位すると、追討を恐れて伊勢の方まで逃げていったというお話も。

その後、清和天皇と和解(っていうか、『皇位なんて狙わへんし、、、大人ぃしとくし』って約束したぐらいか?)、洛北に戻って暮らしたとか、、、、。

となると、御陵は大原にあるのが本物か、、、。

え、でも、木地師はどうなるよ?


、、、多分ですねぇ。
想像するに、全くのでっち上げなんじゃないんですかねぇ。

ロクロを使う木地師という職業は、惟喬親王よりずっと前から存在していたわけですしね。

木地師という仕事は木器に適した木を次から次に必要とします。
一ヶ所に留まっていると、じきに材料に事欠いてしまいます。

しかし、当然、当時は諸国を渡ることは然るべき許可が必要。

そこでね、きっと多賀町や永源寺町あたりの木地師の親分が、惟喬親王が身を隠したことを聞きつけ、考えたわけですよ。

『これやっ!親王に許可書を書いてもろたことにしよっ!!』

惟喬親王といえば、運命の歯車がちょっとでも掛け違っていたなら、天皇となっていても不思議ではないお方。

その尊いお方に諸国を渡り歩くこと、、、あぁ、そうや、ついでに何処の誰の木でも切ってええっちゅう許可も欲しいな、それらの許可もろてるっていう証文を持って歩けば、怖いもんなしや!

そんなところじゃないんですかねぇ。

未だに(なんと21世紀になっても!)、こんなのありますし。

親王は、木地師とは何の関係もないんちゃうんかなぁ。
あくまで素人の想像ですけどね。






ちょっと興味をそそるお話でした。



大君ケ畑キャンプ場ですが、場所のみわかっていて、連絡先不明のこのキャンプ場を調べるべく、観光協会で何かわからないかと問い合わせてみました。

すると、、、管理人(土地の持ち主??)さんが2年前に亡くなられてから誰も管理する人がいなくなったというところまでは判ったのですが、そこが私有地なのか、公の土地なのか、どの程度荒れているのか、宿泊可能なのか等はわかりませんでした。

宿泊できるようなら、草を刈って張ればいいやと、とりあえず鎌を持って『大君ケ畑キャンプ場』に向けて出発(^^;


場所はわかっていましたので、地図を見ぃ見ぃ行くとたどり着けました。

  

(写真左、川の右の草地がキャンプ場後)
大君ケ畑の集落に入ると、大きな鳥居が道沿いに見えます。
鳥居をくぐって橋を渡ります。




神社の前の駐車場(っぽ)に車を止め、ひとまずキャンプ場であろう場所を確認に・・・

そうそう、帰宅後わかったのですが、車を止めた神社は『白山神社』と云い、『惟喬(これたか)親王』が祀られている神社でした。

写真は撮ったものの、石段を登らなかった事が、ここまで来ていながらと、悔やまれます(T_Y)




こじんまりとした空き地に草が生えています。
設備は取り壊されて、水道の後や何か建っていたであろう柱の跡等が気をつけて見なければわからない程度に残っています。

この程度の草なら、テントを張ろうと思えば張れそうですが・・・

さて、どうしたものか?
私有地なのかどうか?

近所の人に聞いてみようかと、思っているところへ、犬の散歩のおじいさん登場!
近所の人っぽいのでキャンプ場のことを聞いてみました。

どうやら観光協会で聞いたとおり、管理人さんは2年前に亡くなられ、その方の私有地だったようです。

私有地では、残念ながら宿泊はできません、、、

ガックリしている私たちに、おじいさん曰く、
「隣のゲートボール場、もう使ぉてへんし、こっちなら公の土地やから、テント張ってもええんちゃうか?」と、、、




こちらがゲートボール場(跡地)。




手前がゲートボール場(跡地)、わかりにくいのですが、奥のフェンスとそれに並ぶ木の向こうがキャンプ場(跡地)です。
どっちもどっちってところです(^^;




このゲートボール場跡地、水道はありますが、水は出ません。
仮設トイレは、、、、、、。う~~~ん。


もし、果敢にも『大君ケ畑』でキャンプをしようという方がいらっしゃったら、『大君ケ畑キャンプ場跡地』ではなく、『ゲートボール場跡地』の方で。。。
但し、キャンプ場ではないので、そのつもりで(^^;

ちなみに、キャンプ場ゲートボール場跡地は、川を挟んで道があり、そのすぐ前は大君ケ畑の集落で、民家が目の前です。。。。

現地を見て、、どうしても泊りたいっていうロケーションでもなかったので、近くの『高取山ふれあい公園』へ急ぎ電話を入れたのでした(時刻はもう午後6時前)・・・




そういうわけで、、、高取山ふれあい公園へ続く・・・

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2007/05/29 (火)
今回、大君ケ畑キャンプ場へ行ってみたのですが、キャンプは出来なかったため、急遽高取山ふれあい公園にてキャンプしてきました。

大君ケ畑キャンプ場については事前調査で閉鎖していることは分かっていたのですが、観光協会の話では現在どうなっているのか全く把握していないとのこと。

それではと現地に行ってみましたが、やはりキャンプはNG。
当然翌日登る予定だった『茶野』も高取山に変更せざるをえなくなって、ちょっと残念でした。

大君ケ畑、高取山ふれあい公園の詳細は後ほど!

まずは、ただいまぁぁぁ~




高取山は、ハイキングコースながらも、結構きつい上り下りでした。
写真は、高取山頂上手前の展望台にて




そして、今日の忘れ物・・・

キラキラマット1枚、ござ2枚(T_T)ぅう

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2007/05/23 (水)
コウモリ事件も無事解決(居なくなってただけですけど)、気を取り直してキャンプ地紹介、すすめてまいりますね(^-^

アセビ自然公園キャンプ場アセビいこいの広場) 序章』で少々触れましたが、宿泊二日目の朝はキャンプ場の草刈作業がありまして・・・・

確かに問合せた電話で聞いてはいましたが、、、、

『やっぱり、一旦どかなあかんかなぁ、、、?』ぐらいには考えながら、二人いつまでもまどろんでいたところ、、、、、

テントの外に出てビックリ(^^;

40人、いえ50人くらいいらっしゃったかもしれません。
作業の邪魔になってはいけないので、草刈が終わる時間を確認し、一時撤収を決めました。


さて・・・・、どこへ行こうか?

まぁ、下の健康センターでお風呂でも入ってやな、前の河原で朝ごはんでも作って食べてる間に草刈も終わるやろぉ

と、とりあえず来た道を少し戻って『健康パークあざい』に向かいました。
んが、、、センターは10時からで、まだ開いていません。



寝起き一番に一時撤収したため、朝のおしっこもまだです(T_T)ぅう
周辺を探すも、外にトイレらしい建物は見つからず・・・
センターのドアが少し隙間が開いていたので声をかけてみました。


ふぅ・・・すっきり!


小雨模様、しかも結構な風が吹いています。

どこで朝ごはんを作ろうか・・・・

少しウロウロしてみたものの、適当な場所も見当たらず、センター前の河原の橋の下がまだなんとか雨を凌げるんじゃないかと、再び健康センターへ舞い戻り、椅子、鍋、食材を持ってウロウロしていたら、今度はセンターの方に声を掛けられてしまいました(^^;

事情を説明すると、向かいの河原は有料の釣り場だそうで、釣りをしない人は・・・・とのことでしたが、ちょっとだけならと許可を得る事が出来ました(^^ホッ


では、私たちのデイキャンプ(?)地となった、『健康パークあざい』前にある河原『フィッシングサイト』をご紹介したしますっ

まず、サイト(?)の様子はこんな感じ

  

綺麗な川です(^^



小雨のため、橋の下に、風が強いので物陰に、椅子を設置(^^;




キャンプ場の水は出ませんでしたが、ここには水道もあります!
しかも、水道水なので飲んでもOKだそうです。


おなかすいたよぉ~
早く朝ごはんを作りましょう
メニューは、簡単に出来る『天ぷらそば』
天ぷらは、現地に向かう途中、長浜のジャスコで出来合いのを仕入れてあります。




ビールの空き缶で作った手作りのアルコールバーナーにアルコールを注いで




五徳は河原の石



少々斜めになっていても、水がこぼれなければ気にしてはいけません(^^;



そば湯がき用と、つゆ用、ふらんぢぁ2バーナーの登場です(^^




硬めにゆがいたそばを汁の中へ




アルコールバーナーがまだ燃えていたので、天ぷらもあぶって温めます




ダーリンは掻き揚げ、あたしはエビ天(^-^


そばを作っている最中、手提げ金庫と釣り竿を持ったおっちゃんがやってきました。

なんでも、家でごろごろしてたら『フィッシングサイトの受付にいってくれ』と電話がかかってきたとのこと。
自分も釣りをするつもりでやってきたようです。

このおっちゃん、『えぇバーナー持ってるな』とか声をかけながら、そしてなにやらブツブツいいながら、その辺に落ちてた錆錆の脚立とかを運んできてます。

『なにしてるんやろ?』と思っていると、脚立と、やっぱりその辺にかぶせてあったブルーシートを使って風防をこしらえてくれました。

『この辺は風がきついからなぁ』とかいいながら。

風防の陰でヌクヌクとおそばをいただきますぅぅ



おっちゃんありがとー


<追記>
アセビ自然公園poppopoさんが追認に行ってくれてます。こちらもご参考に。

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2007/05/21 (月)
謎のキャンプ場解明キャンプに乗り出したふらんぢぁ、今回のターゲットは『アセビいこいの広場』。




お仕事の休みの目処がついた出発3日前、幸いにも電話番号だけはわかっていた『アセビいこいの広場』に電話を入れてみました。
はたしてキャンプ場は営業しているのか・・・?
電話は通じるのか・・・?

プルルルル・・・
ガチャ (あ、繋がった!)

(キャンプ場の方)「もしもし」 

う。。。名乗ってくれはらへん、、、どこに繋がったんやろ?

(ふらんぢぁ)「あの・・・アセビいこいの広場キャンプ場についてお尋ねしたいんですけど、そちらでよろしかったでしょうか?」

(キ)「あ、、、、ぅ、、、、、、えー、、、、っと。いや、、キャンプ場はね、使われてないんですよ。」
(ふ)「使えないんですか?」
(キ)「ぃえ、使えないことはないと思うんですけど、、、少し上にね、ええキャンプ場が出来ましたし、そちらを使こてもろてるんですよ。」

え、、、来て欲しくなさげです、、、
上のキャンプ場とは、高山キャンプ場でしょうか。

(ふ)「もう、閉鎖されてしまったんですか?」
(キ)「ぃや、、、、閉鎖はしてませんけど、、、、、、ちょうどこの20日にも、若い人に草刈に行ってもらいますしね。」
(ふ)「まだ、やられてるんですね?」
(キ)「いや、でも、もう多分水も出ませんしね」
(ふ)「水ぐらいはえぇんですけど、キャンプ、できます?」
(キ)「まぁ、水が出なくてもえぇなら、、、、、」

まぁ、水道等気にしないなら、勝手にどうぞとのこと(無料です)で、行ってみる事にしました。



それでは、謎のキャンプ場だった、『アセビいこいの広場』改め(?)、『アセビ森林公園キャンプ場』の詳細をお伝えしてまいります(^-^


まずは道順。

大津の堅田からの道順をマップファンで調べると、どうも分かりにくい道を教えられてしまい、、、、

とりあえずその通りに行きはしましたが、長浜市内かもしくは虎姫町辺りからR376を目指し、草野川に出るあたりから県道273号を上るほうが断然分かりやすいです。

県道273号に出られれば、後は簡単、川沿いに登っていけば、郷野の集落の少し手前、



車は通れない、小さな橋が右手に見えます。
(上の写真は、私たちは逆方向から行ったので左手に見えています)



この橋のところ、左手にある農道っぽい道に入ります。




この道を行き過ぎると、左手に『健康パークあざい』があります。



健康パークあざい前の観光案内板
ちゃんと、『アセビ自然公園』も掲載されています!



わかりますか?自然公園のところには、テントの絵が描かれてていますよ!


場所も確認でき、元気100倍。

先ほどの農道っぽい道は100m程で突き当たり、左に折れます。



突き当りには『熊注意』の立て札が、、、。
う。。。



さ、入って行きますよぉ~


 

道に苔が生えていますよ、、、、
あまり通行されていないようですが・・・、たぶんこの道であってるはずですので進みます。




小雨の中、到着!
わーっ、ええかんじのところじゃないですかぁぁ(^-^



続いて設備です。(あまり期待しないでくださいね(^^;)

  

水道とかまど
おばちゃんが言ってたように、、、水は出ませんでした(^^;




幸いにも(?)ポットン式なので、水が出なくてもトイレは使えます(^^;
もちろん、紙はありませんのでトイレットペーパーは持参で。


 

フィールドアスレチック(って言うほどでもないけど、、、、)もあります。




キャンプ場内の案内板です。
お散歩コースもあるようなので、翌日探検してきますぅ(次の記事にて紹介)


  

サイトの様子はこんな感じ。
ええ感じでしょぉぉぉ~

ただ、写真はええ感じに撮れてますが、実際サイトは、いい状況でテントが設営できる場所はすごく限られています。

まず傾斜。

山の中腹に作られたサイトのせいでしょうか、どこも結構な傾斜があります。

そして地面の水はけ。

上の案内図でいう『しばふの広場』は、土の表面は苔で覆われていて、まぁ、テントを張れなくはないでしょうけど、選べるのなら選ばない状態です。

私たちがテントを張った芝地は、麓方面に向かって数十mの広さがあるのですが、設営場所より10mも降りるとやはり苔です。

キャンプ場が、水はけが悪い地形にも思えないのですが、ひょっとするとこの地域は雨が多いのでしょうか?
私たちがテント泊した19~20日、特に19日は、例えば南の空は晴れているのに北は山にまでどんよりした雲が覆いかぶさっている、そして断続的に小雨が降っている、というような天気でした。

気候の話では、風もきつい地域のような気がしました。

私たちがテント泊した日ももちろんでしたが、周辺の山を歩いても、倒木がやたらに多かった気がします。


あと、キャンプ場として、足りないのは・・・水。
水道は使えなくてもいいと思うんですよ。
車で行けるんですから、持って行けばいいんですし。

でも、川だとか、池だとか・・・何か水があればいいなぁと思うんです。
手や食器を洗ったり出来れば快適なんですけどねぇ。


設備がこんなですし、、、、トイレや水道等の設備は気にしないって方にはおススメスポットです。
無料ですし、貸切(きっと)ですしね。



あ、そうそう、案内所と云う建物の中には貸し出し用(?)のテントがいっぱい入っていました。

 

わぉ、小川テントって、小川キャンパルの旧社名ですか?

キャンプ場スタート時は気合も入ってたようです。
いったいいつごろから放置されてしまったんでしょうね・・・

もったいないなぁ・・・

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2007/05/21 (月)
行ってきました、アセビいこいの広場
これが正式名称なのかどうかは、不明ですし、市役所などに問い合わせたときでも『アセビ自然公園』の方が通りが良かったです。

現地の案内看板にはキャンプ場名というのは掲載されていなくて、到着後モバイル投稿に書いたように、『第2次林構森林総合利用事業地域案内板』となっていました。

うぅん、、ここは何という名前で紹介すればいいのか・・・市役所さんが云うところの名称を使う事にしましょう。




草刈清掃作業完了後の綺麗になったアセビ森林公園キャンプ場
ええかんじですぅ

何年間も誰も使っていない様子で、もちろん、、、、貸切、しかも無料(^^;

宿泊2日目は草刈でしたが、朝、私たちがまだまどろんでいる頃、テントの外で、草刈に来てくれた方々の話し声がなにやら聞こえます。

『おー、こんなとこでテント張ってるでっ!』とかなんとか、、、、。

え゛~っ!?

だって目の前の案内板に『キャンプ場』って書いてあるやんか。
事前連絡した時も張ってもろぉてええですって、、、、、
みなさん、キャンプ場の草刈に来てはるんちゃいますのん?


まぁ、、、、
なんだか、私たちのために綺麗にしてくれたみたいで、、、申し訳ないような、、、
ありがとうございますぅ(^^;




詳細は後ほど・・・

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滋賀でのアウトドア生活にハマッテ、滋賀県に引っ越してきて2年目、老後は『野外で放浪生活』を夢見る仲良し夫婦です(^^*
このごろはトレッキングにハマリ中


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